わざわざ直江津まで出かけて魚を食べる
ここは、直江津。佐渡汽船ターミナルです。
私の母親が、いらなくなった車をくれるというので、直江津までとりにきました。
この佐渡汽船ターミナルは、五階に展望台があり、日本海を見渡せます。
もちろん佐渡島も!
で、直江津でも有名な海鮮の店
『海の幸味どころ 軍ちゃん』
によってみました。
昔から魚は、秋が一番美味しいと言いますからね。
この『軍ちゃん』は、直江津駅の北口から歩いてすぐのところにあります。
もちろん駐車場もありますから車でいけます。
佐渡汽船ターミナルからも近いですね。
店内にはいると、私たちが初めての御客さんでしたから、自由に席を選べました。なので、当然のことながらカウンターを選びます。カウンターこそは、特等席。店の大将とさしで話が出来るからです。で、ここの大将ときたら話し好きで、それでいて実に知的でした。
まず、メニューをひらきます。
写真をみて「しめた!」と小躍りしましたね。
みんな地の魚ばかり。
マグロもカジキもない。
冷凍輸入魚もない。
日本海でとれるものしか置いてない!
これでは期待が膨らむばかりではないですか!
で、上の海鮮丼(1500円)と紅葉御膳(1500円)を注文。
なんとビックなと思ったら2段かさねであった。
下の段がチラシで、上の段が海鮮盛り合わせ。
そして、魚を解説したメモ。
「2段にしたのは、どうしてですか?」
「魚を味わってもらうためです。御飯につけて時間がたつと魚も美味しくなくなりますし、醤油でごちゃまぜにしたら、魚ひとつひとつの風味が消えてしまいますからね」
「なるほどねえ」
これは、紅葉御膳。
これで千五百は安すぎる。
というか、酒が欲しい!
酒が飲みたい!
しかし、今日は、自動車を陸送しなければならない。
なんという残酷な!
「昔から魚は、秋が一番美味しいと言いますけど」
「多くの魚は、冬から春にかけて産卵しますから、秋に脂をたくわえるんです。なので秋が美味しいと言われているんです」
「なるほどね、冬でもいいんですか?」
「冬でも良いです。しかし、身に卵を蓄えて、大きくなっていても、卵が大きいのであって、身は痩せていることが多いので、要注意ですね。冬は年末くらいが一番美味しいかも」
なるほどなあ!
「それにしても美味しいなあ! 畜生! 酒が飲みたいなあ」
「直江津は山が近くて、川から流れる養分が多いんですよ。当然のことながらプランクトンも多い。魚も美味しくなるんです」
「ほう!」
「美味い魚は、山と森に守られているんです。それを日本海の荒波が撹拌して、よい魚が育っていくんです」
「なるほどねえ」
この店、もう一回、いってやると思いましたね
〒942‐0004 新潟県上越市西本町1-14-2
TEL.025-545-2728
FAX.025-545-5112
AM11:00〜PM2:00(ランチタイム)
PM5:00〜PM10:30(ラストオーダー PM10:00)
http://www.gunchan.net/