星空観察会
星空を観察するツアーです。御客様の希望があれば毎日やっています。参加希望者は、スタッフに声をかけてださい。季節によっては、冷えますので防寒着の御用意をされた方がいいかと思います。星が好きな方は、星図版なんかもあるといいかもしれません。
ただし、この星空観察会は、時期によっては、やってないこともあります。シャクナゲ畑のライトアップツアー、夜桜見学ツアーに変更されることもありますので御注意ください。
星空温泉ツアーの風景
これは昼間に撮った写真ではありません。夜に撮った写真です。
雪明かりと月光で、浅間山が、こんなに美しく見えます。
もちろん三脚が必要ですが、みなさんも、こんな写真が撮れますよ。ちなみに、オリオン座とウルトラの星を撮ってみました。来年は、寅年ですからね。さて、どれがウルトラの星でしょうか? 知りたい人は、北軽井沢ブルーベリーYGHの温泉ツアーに参加すること!
ちなみに、ここは、北軽井沢ブルーベリーYGHから徒歩5分の場所。 オリオン座も、きれいでしょう?
冬の満月 星空鑑賞会で、 「冬の満月なので今日は1年で一番夜が明るくなる日です。ですから深夜0時に浅間山の写真を撮りに行ってください。すばらしい映像が手に入りますよ」 と締めくくったのですが、それを聞いたうちの御客様が、さっそく23時頃に浅間山の写真を撮りに行きました。みんなやる気がありますね。
さて、どうして、1月の満月の夜が、1年で一番明るいかといいますと、理由は幾つかあります。これはウィンターフェスティバルの星空鑑賞会で解説してなかったので、ちょっと説明しておきましょう。
1.地球の地軸が曲がっているため 夏は、太陽が低くしか上がらないのは、誰もが知っていると思います。地球の地軸が曲がっているためです。そのために月は、逆に空高く上がるのです。つまり、満月の照射が最も強いのが、12月末から1月にかけての満月なのです。
2.1月は1年で一番地球が太陽に近い 地球は、太陽の周りを回っていますが、楕円でまわっています。そして1月が1年で一番地球が太陽に近いのです。つまり満月の照射も一番明るいわけです。
3.2010年の1月30日は、月が一番地球に接近している 月も地球の周りを回っていますが楕円でまわっています。そして1月30日が一番地球に接近していました。つまり満月の照射が一段と明るいわけです。
4.最期に積雪があること。 最期の理由は、1月の積雪です。地球上の雪が月光の明かりを反射して月を照らすのです。それがまた浅間山を照らします。つまり、雪のある時は、余計に明るいんですね。
他にも、理由はたくさんありますが、難しくなるので、 このへんで切り上げて、本当に明るいのか見てみましょう。
明るいですねえ。 凄く明るい。 車で走ってもライトがいらないくらいです。
あと、面白いのは、こんなに明るいのに星が見えること。 これはオリオン。 そしてシリウス。
記念撮影をとってみました。明るいです!
バックに浅間山。フラッシュ無しです。
星といえば、満天の星ばかり追いかけがちですが、実は、こういう満月の明るい時も、素敵なんですよね。意外に知られていませんが、プロ向きの天文観察の時期なのです。浅間高原ウィンターフェスティバル2010の星空鑑賞会では、これをテーマに、月と火星の話をしようと思ったのですが、せっかく宗次郎さんがオリオンネタをだしてくれたんで、前半は、オリオンネタを使いました。私は、星の話をしだしたら、1時間でも2時間でも夢中でしゃべってしまうので、御客様が首を痛くしないように10分いないに終わらせるようにしています。でも、気がついたら、いつもオーバーしちゃうんですけれどね。
北軽井沢で星を見よう 星を見る前に星が見たいなーと思ったその日に満天の星空が見られれば、それにこしたことはないのですが、残念ながら実際にはそうもいきません。まずは晴れている日であることが必用です。でも、月が明るい日はあまり星が見えません。そして、湿度の高い日も雲が星の光を遮ってしまいます。逆に星がキレイに見えやすいのは、月が出ていない乾燥した日です。風の強い日や、雨上がりに晴れたときも、星が見えることがあります。星の明かりはとても弱く、外灯やネオンがある場所では消されてしまいます。
その点、北軽井沢は四方を山に囲まれていねために大都市の明かりがブロックされており、おまけに月明かりまでブロックしてくれるものですから、星を見るには最高のロケーションとなっています。おまけに北軽井沢は乾燥しています。これは浅間山が、南からの湿った空気をブロックしているからで、そのために軽井沢は湿度が多くて、とても星をみられない状況なのに、北軽井沢は、星を見るのに最高のロケーションとなってしまっています。
夜空を見上げてみましょう。標高1100メートル以上で空気が清んでいる北軽井沢は、星座観察には最適です。そのまえに懐中電灯をもちましょう。星座の早見盤を見るときにも使います。そうそう、星座早見盤も持って行きましょうね。星座を探すときにはやっぱりこれがほしいものです。飲み物や食べ物もほしいですね。
星座を探すコツ まず、探しやすい星座から覚えていくことです。
北斗七星 オリオン座 夏の大三角 カシオペア座
この四つを覚えておけば、あとはたいていなんとかなります。その四つを基本に、探しやすい順番に星座を追っていくのです。何度も見ているうち、目指す星座がすぐに見つけられるようになります。夏ならば、まず夏の大三角を見つけてみましょう。
まず天の川を見つけます。それをまたいで明るい星が二つ見えますよね。そして、天の川の真ん中にも明るい星があります。これが夏の大三角。小さな三角形を想像してはいけません。中に北斗七星が入ってしまうくらいの大きな三角形です。暗い空なら三角形の中を天の川が流れているのがわかります。
その三角のうちのてっぺんにあるのが織姫星。こと座のベガです。川をまたいで反対側にあるのが彦星。わし座のアルタイル。そしてもう一つの星ははくちょう座のデネブ。これで三つの星座の星を見つけたことになります。こんな感じで、次々と星座を見つけていくのです。自信が無い方は、北軽井沢ブルーベリーYGHの星空温泉ツアーに参加して、マネージャーの星空解説を聞いてみてください。
|