ここはただの割烹ではありません。今から約180年前、この地に生まれた中居屋重兵衛の子孫がやっているお店で、現在七代目です。中居屋重兵衛は、安政6年の開港と同時に横浜に出店し、生糸貿易の先駆者として巨万の富を築きながら、出店後数年で消息を絶った謎の人。
この中居屋が、いま、面白い。嬬恋村の山菜を、てんこもりで食べさせてくれるのです。この店で食べるコツは、カウンターに座ることです。座敷ではなくて、カウンターです。七代目当主 黒岩 幸一。自ら蕎麦畑を耕し、その蕎麦粉で蕎麦をうちます。この人が、みずから揚げてくれる。
こだわりのお蕎麦は、100%国産です。というか自分のところの畑で作っています。その良質の玄そばを石臼でゆっくりと挽いたそば粉を使用し、毎日早朝よりこね、のし、切り、すべて手作業で作るおそばです。蕎麦は単純ゆえに奥も深いために気を引き締めながら打っているとか。その蕎麦打ち風景がこれです。下記のアドレスをくりっくしてみてください。
http://www.kappou-nakaiya.com/images/wmv/soba_hi.wmv
住所 〒377-1526 群馬県吾妻郡嬬恋村三原388
電話番号 0279-97-2643
営業時間 午前11:00〜午後2:30 午後5:00〜午後8:00
定休日 火曜日
駐車場 20台