電車で旅される方
北軽井沢に電車の駅はありません。軽井沢・長野原草津口まで各列車できて、そこから路線バス(草軽交通バス)で北軽井沢のバス停に来てください。電車でこられる場合は、まず、どちらの方面から、何の列車を利用するかが、選択の分かれ目となります。だいたい下記の5つのパターンになると思いますが、5パターンごとに解説してみたいと思います。
東京方面からJR新幹線を利用して軽井沢・そこから路線バスで北軽井沢
新幹線軽井沢駅→草軽交通バス→北軽井沢バス停→北軽井沢ブルーベリーYGH
東京方面からJR新幹線を利用して軽井沢にくるあなたへ。もっともベストな選択だと思います。新幹線というと『高い』という印象がありますが、鈍行より三千円ちょっと高いだけです。また、出発が、埼玉の大宮あたりだと安くなりますから、回数券や、チケットショップにいけば、これより安くなりますから、さらに手が出る価格となるかもしれません。
東京から高崎−横川下車−路線バスで軽井沢・そこから路線バスで北軽井沢
横川駅→連絡バス→軽井沢駅→草軽交通バス→北軽井沢バス停→北軽井沢ブルーベリーYGH
東京方面から鈍行で−高崎−横川下車−路線バスで軽井沢着。このコースのメリットは、安く行けることにあります。しかし、乗り換えも多く、時間もかかります。新幹線利用で軽井沢行きの比較を表にしてみましょう(2014年4月の調査)。
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新幹線 |
横川行き鈍行+軽井沢連絡バス |
価格 |
5,390円 |
2,970円(乗車券2470円+バス代500円) |
時間 |
1時間38分 |
約4時間強 |
乗り換え回数 |
なし |
3回 |
こうなります。つらいのは3回の乗り換えで、最後には連絡バスを使わなければなりません。それに、ここが重要なのですがも北軽井沢行き最終バス(15時30分)に間に合うためには、15時30分頃に軽井沢駅に到着しなければならないわけで、そのためには少なくとも東京を5時間前の10時ころに出発しないといけないわけです。つまり、3000円の差額で、かなり辛い思いをしなければなりません。
しかし、この沿線には、見所が多く、とくに鈍行の最終駅である横川には、妙義山や鉄道文化村などもあり、ひじょうに見応えがあるからです。もちろん、それらに寄り道するためには、朝早くでかけなければなりませんが、出かける価値はあります。
あと、幻の駅弁『峠の釜飯』。今ではデパートでも食べられるようになりましたが、横川駅の、おぎのや本店で食べる『峠の釜飯』は、ひと味もふた味も違います。この交通手段を選ばれる御客様には、ぜひ『峠の釜飯』をおすすめしたいと思っています。
注意点
混み合うときは、横川から軽井沢までの連絡バスが渋滞で大幅に遅れます。そのために軽井沢から北軽井沢までの最終バスに乗り遅れるケースがありますので、混み合うシーズンは、ゆとりをもって、はやめにくるようにしてください。
長野県方面から、しなの鉄道で軽井沢・そこから路線バスで北軽井沢
長野県方面から、しなの鉄道を利用してくる御客様にお知らせしたいことは、しなの鉄道沿線には、目移りするほどの名所が多いことですね。上田・大屋・田中・滋野・小諸・御代田・信濃追分・中軽井沢・軽井沢。どこに降りても見所満載。よく計画して、来られると良いと思います。私のおすすめは、海野宿です。
しなの鉄道の時刻表はこちら http://www.shinanorailway.co.jp/
新潟・富山・金沢から来る場合
新潟・富山・金沢から来る場合は、電車を利用するより、マイカー利用の方が便利です。しかし、車をおもちでない方にアドバイスするとなると、JRで長野まできて、しなの鉄道に乗り換え軽井沢に来るというのが一般的になります。
しなの鉄道の時刻表はこちら http://www.shinanorailway.co.jp/
甲府方面から小海線を利用してくる場合
小海線は中央本線小淵沢駅から八ヶ岳の東側をまわり千曲川に沿って北上し、しなの鉄道小諸駅に至る路線です。途中、佐久平で長野新幹線に接続します。ここで乗り換えてもよいし、小諸で、しなの鉄道で乗り換えて軽井沢にいっても良いですね。 山梨県小淵沢町、大泉村、高根町を経て長野県南牧村あたりまでは八ヶ岳山麓の高原地帯を走ります。川上村に入ってからは千曲川を左右に見ながら、小海町、八千穂村、佐久町、臼田町、佐久市を経て小諸市に至ります。臼田町あたりから小諸にかけて、浅間山がよく見えます。風光明媚で、景色の変化する線です。
しなの鉄道の時刻表 http://www.shinanorailway.co.jp/ 小海線時刻表 http://ekikara.jp/main.cgi?line70
バス停から歩いて来る人に!
北軽井沢のバス停から歩いて来た方にはドリンクサービスがあります。
受付の際に申告してください。
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